乳幼児が口内炎になったら?知っておきたい、原因や対処法について


口内炎

口内炎ができると、口の中が常に痛くて憂鬱な気分になり、食事を摂るのも辛いですよね。
この口内炎、実は大人だけでなく、乳幼児にもできるのです。大人だと我慢して放置しがちですが、乳幼児の場合は食欲低下や脱水症状に繋がることもあります。
ときに乳幼児の口内炎には、ウイルス性の病気が原因となっていることもあるようです。今回は、乳幼児がかかりやすい口内炎の種類と原因、対処法についてまとめてみました。

乳幼児がかかりやすい口内炎の種類

子供口内炎

アフタ性口内炎

乳幼児にとって最も一般的な口内炎は、口の中を噛んでしまったときや、食べ物や歯の摩擦で傷ついてできる「アフタ性口内炎」です。「アフタ」とは小さな潰瘍のこと。特定の細菌やウイルスが原因ではない口内炎は、「アフタ性口内炎」に分類されます。噛み傷などに不特定の細菌やウイルスが入ることが原因の乳幼児の口内炎のほとんどは「アフタ性口内炎」が多くなります。約1週間〜10日程度で自然治癒します。

ヘルペス性口内炎

もうひとつ、乳幼児ならではの口内炎のひとつが、ヘルペスウイルスの感染が原因で起こる「ヘルペス性口内炎」です。発熱や歯茎の腫れ、出血などが見られ、口腔内に激しい痛みを伴います。生後6ヶ月〜3歳の乳幼児に発症しやすい病気です。数日続く発熱の治癒後、口内炎の完治までは約1週間~10日程度の期間を要します。

ヘルパンギーナ

乳幼児が夏場にかかりやすい「ヘルパンギーナ」も、口内炎を引き起こします。高熱とともに、喉の奥に水疱ができて痛みを伴うため、症状がひどい場合は飲食ができなくなります。ヘルパンギーナはウイルスが原因ですので、家族への二次感染には注意が必要です。しかも、大人に二次感染した場合は、39度を越す高熱などやや重篤な症状が出ます。
子どもの発熱は数日で収まり、口内炎も約1週間程度で安定してきますが、二次感染期間が発症日から3週間程度あるので注意が必要です。

その他の口内炎

その他、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスが原因で発症する「手足口病」も口内炎の原因となります。手足口病はヘルパンギーナと同様、夏場に乳幼児の間で流行します。発熱するケースは3割程度ですが、手の平や足の裏にも発疹が現れるので、注意してみてください。

口内炎ができてしまったときの食事

ビタミンできてしまった口内炎でウイルス性以外にも気をつけたいのが、栄養状態の悪化や偏りです。特にビタミン不足には注意しましょう。口内炎を悪化させる要因になります。口内炎を発症したら、ビタミンB6やB12、ビタミンCなどが豊富な料理を増やしてあげてください。アレルギーに問題がなければ、ビタミンB6は肉や魚やバナナ、ビタミンB12は肉や魚のほかに牛乳、ビタミンCはトマト・いちごなどにたくさん含まれています。授乳中であれば、ママが積極的にビタミンを摂取しましょう。乳幼児の口の中を衛生的に保つために、お茶や水で口を潤しておいてあげることも大切です。

乳幼児は口内炎ができても痛みの理由がわからず、機嫌が悪かったり、泣いたりするだけで、親が口内炎だと気づきにくいのが問題です。そして、一番気をつけたいのは、食欲低下や脱水症状。口内炎を発症した乳幼児に食事や飲み物を与えるときは、口当たりがよく口内炎にしみないものを選びましょう。

早めの受診をしましょう

ウイルス性口内炎の疑いがある場合や、食欲低下などの症状が見られる場合は、早めに小児科にかかりましょう。口内炎に塗る軟膏などを使用して早く改善することができます。「ヘルペス性口内炎」の場合は抗ウイルス薬が処方されます。「ヘルパンギーナ」や「手足口病」は特効薬がないため、解熱剤などを使用しながら自然治癒を待つことになります。

まとめ

口内炎子供
大人もつらい口内炎は、もちろん乳幼児だってつらいもの。口内炎に気づいた時には、「たかが口内炎だから」と放置せず、早めに小児科を受診してケアしてあげましょう。


おすすめの記事
注目のキーワード